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世界経済を安定させるための“超国家的通貨”

Bancor(バンコール)は、イスラエルの新興企業が開発した仮想通貨で、2017年2月に公開されました。通貨単位は「BNT」です。

その構想は第二次世界大戦中に既にできていました。イギリスの経済学者ケインズ氏とシューマッハ氏が、世界経済を安定させるための“超国家的通貨”として提案した制度を元にして開発されたのがBancor(バンコール)です。

Bancor(バンコール)は、担保となる通貨を保有することによって、スマートトークンと呼ばれる独自のトークンを発行することができ、そのトークンの価格の自動調整や流動性の保証をしてくれる非中央集権的ネットワークのことです。

Bancorは流動性のリスクを解決する

Bancor Network上で発行されたトークンは、必ずERC20トークンかETHを担保にしなければなりません。この担保となる通貨が、発行されたトークンの価値の裏付けとなります。

暗号通貨の取引では、需要と供給が一時的に崩れた状態になり、期待していた取引ができないケースが少なくありません。

通貨がマイナーで市場での取引量が少なかった場合も同じような状態に陥り、取引が停滞してしまいます。流動性のリスクです。これが頻発すれば、トレーダーのストレスは増大し、他の取引における判断にも影響がでます。

バンコールは、こうした流動性の問題を解決して取引の停滞を回避することを特徴としています。

取引が成立しない理由としては、基本的に売り手と買い手の取引希望価格が一致しないことが原因です。バンコールは取引の停滞を防ぐため、投資家が取引価格を決めるのではなく、決められた計算式によって自動的に決まる仕組みを採用しています。

売り手と買い手の両者における合意が取引価格の決定に関与しないため、取引が円滑になり、また活発になるのです。この仕組みは「バンコールプロトコル」と呼ばれています。

流動性のリスクが軽減された通貨というのは安心して保有できるので、普及しやすいうえに叩き売りされるようなことが少なく、結果的に価格も安定しやすいというメリットがあります。

Bancor(バンコール)の購入はバイナンスから買えます


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