そもそも仮想通貨って?
この記事は初心者の方向けの記事です。仮想通貨(ブロックチェーン)を理解できている人は読み飛ばしてください。
仮想通貨とは
はじめに仮想通貨とはどんなものなのかを理解していきましょう。
仮想通貨と聞くと架空のお金とか電子マネーと同じなどと思っている人が多いですが、どれも正解ではありません。
架空のお金ではない
架空のお金ということは使えませんので、これは間違いです。貨幣や紙幣などの現物はありませんが、ちゃんと使えますし、もっと言えば現物の法定通貨(円やドルのことです)よりも比べ物にならないくらい便利で使いやすいです。
電子マネーではない
電子マネーは電車やバスの利用や、コンビニなどでよく利用されていますが、PASMOやSuica、Edyなどの電子マネーは、その管理する企業に自分のお金(円)をチャージして利用することしかできませんし、個人間のやり取りもできません。
では仮想通貨とはどのようなものか?
日本では仮想通貨と呼んでますが、正しくはCryptoCurrency(クリプトカレンシー)ですので暗号通貨と呼びます。
暗号通貨は貨幣や紙幣などの現物がありませんのでデジタルマネーとも呼ばれています。
暗号通貨(デジタルマネー)は円やドルなどの法定通貨をビットコイン(暗号通貨の基軸通貨です)などに替えて保有することでモノやサービスを購入するときに使えるのはもちろんのこと、個人間での送金や受け取りもできます。しかも送金手数料は限りなくゼロに近いです。
しかも送金した相手に着金確認が取れるのは、3分~10分(通貨によってスピードが違います)以内です。つまり入金したら瞬時に相手に振り込まれるということです。世界中のどこへでも。
この様な便利な仕組みですので、例えば海外にホームステイしているお子さんに銀行などの様な中央集権管理機関を介さずに送金できたりと、あらゆるところでその便利さ、利用価値が証明されています。
そして暗号通貨を保有する最大のメリットは、通貨自体の値上がりです。
あなたが2017年1月に10万円分をビットコインに替えて2018年1月まで保有していたら・・
銀行や郵便局などであれば利息はせいぜい数十円ですが、ビットコインは昨年1年で20倍以上価格が跳ね上がりましたので、ビットコインとして保有していたならば、あなたは資産を大きくできたということです。
これが暗号通貨の醍醐味であり面白いところです。
Bitcoin(ビットコイン)とは
暗号通貨投資をしていくうえで必ず理解しておかなければいけないのがビットコインです。
このビットコインは暗号通貨の始まりであり、基軸通貨であり立派なお金として日本でも認められています。
ビットコインがどのような仕組みでできている通貨なのかを理解することで、その後の暗号通貨投資にも役立ちます。
ビットコインの仕組みを文字にすると難しく感じてしまう方もいるかもしれませんので、ビットコインの仕組みが分かる2分程度の簡単な動画をご覧ください。英文を日本語字幕されています。
■まとめ
・ビットコインは銀行や郵便局などの中央集権管理ではなく、非中央集権で管理者は世界中の全員なので銀行よりも安全
※仮に預金を預けている銀行が破綻した場合や情報漏洩した場合は預金者は損失を被るがビットコインはその様なリスクは限りなくゼロに近いので安全である
・情報などはすべて複雑な暗号化になっているため銀行よりもセキュリティーが高い
・銀行を介さずに送金・受け取りが24時間365日可能で手数料も限りなくゼロに近い
・ビットコインの価格が年々上昇しているので通貨自体の値上がり利益も期待できる
ざっとではあるが、この様なものであると理解できていればとりあえずはOKです。ブロックチェーン、P2P(ピアツーピア)など、技術的な事はググれば沢山出てきますので詳しく知りたい方はググってください。